ヘルスケア

活動内容

<活動方針>
 今般の世界的な新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、医療に関する多くのインフラが整備されてきている。特に超低温輸送については輸送管理、保管のみならず、医療施設内での整備も急速に進んできている。このようなインフラは新たな医療モダリティの実現可能性を高めると考えられており、その最たる領域としては再生医療が挙げられている。
 再生医療では必要な細胞を適切に管理し、医療施設から製造施設、製造施設から医療施設へと製品(組織や細胞)を届ける必要性があるためである。そのため、再生医療市場は2030年までに13%のCAGRで急速に拡大すると見込まれており、2022年度は45億米ドル、2030年には100億米ドルを超えると予測される。
 日本は世界に先駆けて人工多能性幹細胞であるiPS細胞などの再生医療の実用化に向けて、産官学が連携して活動を支援する体制が構築されつつある。また支援体制のみならず、再生医療を推進するための法律「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(通称:再生医療法)」も2014年に施行され、わが国における再生医療等の提供の際の安全性基準の確保に関する手続きや、細胞培養加工の外部委託のルール等を定める法整備がなされている。
 そこで本年のヘルスケアWGは、「最近の再生医療」をテーマとして活動し、メンバー間の活発な意見交換や交流に力を入れたいと考えている。
 【第一回 ヘルスケアWG】
日時:2022年3月
場所:オンライン会議(Microsoft Teams)
演題:「最近の再生医療」(仮題)
講師:アカデミアかベンチャー企業の方に依頼する予定
第二回以降 未定

※ワーキンググループに初めて参加を希望される方は、事前にワーキンググループリーダーにご連絡ください。
リーダーの連絡先及びメンバーリストは会員専用ページをご参照ください。非会員の方は事務局(les@jiii.or.jp)までご連絡ください。
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